国連安保理、ミャンマー軍政非難声明案の採択に向けた協議が始まる
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【10月9日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は8日、米英仏の3常任理事国が配布したミャンマー軍政に対する声明案を取りまとめるための専門家会合を開催する。厳しい非難声明の採択に難色を示す中国との調整が焦点となる。
現地時間午後3時(日本時間9日午前4時)に始まる同会合を前に、イタリアのマルチェロ・スパタフォラ(Marcello Spatafora)国連大使は「強固で統一された」声明案の早期採択への期待感を示した。
一方、中国のLiu Zhenmin国連副大使は記者団に対し、「内容を改善するための協議がなされるだろう」と述べた。
米英仏が5日に配布した声明案は、ミャンマー軍政に対し「平和的デモの弾圧」を非難し、「抑圧的手段の停止」と民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんを含む政治犯全員の即時釈放を求めるもの。ただし、採択されても拘束力はない。(c)AFP/Gerard Aziakou
現地時間午後3時(日本時間9日午前4時)に始まる同会合を前に、イタリアのマルチェロ・スパタフォラ(Marcello Spatafora)国連大使は「強固で統一された」声明案の早期採択への期待感を示した。
一方、中国のLiu Zhenmin国連副大使は記者団に対し、「内容を改善するための協議がなされるだろう」と述べた。
米英仏が5日に配布した声明案は、ミャンマー軍政に対し「平和的デモの弾圧」を非難し、「抑圧的手段の停止」と民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんを含む政治犯全員の即時釈放を求めるもの。ただし、採択されても拘束力はない。(c)AFP/Gerard Aziakou