米政府、ミャンマー情勢で国連特使の報告を待つ姿勢を示す
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【10月3日 AFP】米政府は2日、国連(UN)特使のイブラヒム・ガンバリ(Ibrahim Gambari)事務総長特別顧問のミャンマー訪問について、特使の報告を待つ姿勢を示した。
ダナ・ペリノ(Dana Perino)大統領報道官は、ガンバリ特使が会談を希望していたすべての相手に面会できたことについて満足しているかとの質問に対し、「そのようだ」と答えた。「最初の報告は、特使が面会を希望していた相手数人と会談したというものだった。訪問の全容は、特使が国連に戻り、安全保障理事会(Security Council)に報告するまで分からない」と特使の報告を待つ姿勢を示した。
ガンバリ特使はミャンマーでの反軍政デモへの武力行使をとめるために同国を訪問、軍政幹部および民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんと面会した。ホワイトハウス(White House)のゴードン・ジョンドロー(Gordon Johndroe)報道官によると、同特使は4日ないしは5日に国連安保理に報告を行う予定だという。
一方、米下院は2日、自宅軟禁されているスー・チーさんの解放と、軍政による市民への攻撃の即時停止を求める決議案を、賛成413票、反対2票で可決した。さらに、中国政府にミャンマー軍政への圧力を求めるとともに、国連安保理に事態収拾への対応を求めた。
同様の決議案は1日、米上院でも通過している。(c)AFP
ダナ・ペリノ(Dana Perino)大統領報道官は、ガンバリ特使が会談を希望していたすべての相手に面会できたことについて満足しているかとの質問に対し、「そのようだ」と答えた。「最初の報告は、特使が面会を希望していた相手数人と会談したというものだった。訪問の全容は、特使が国連に戻り、安全保障理事会(Security Council)に報告するまで分からない」と特使の報告を待つ姿勢を示した。
ガンバリ特使はミャンマーでの反軍政デモへの武力行使をとめるために同国を訪問、軍政幹部および民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんと面会した。ホワイトハウス(White House)のゴードン・ジョンドロー(Gordon Johndroe)報道官によると、同特使は4日ないしは5日に国連安保理に報告を行う予定だという。
一方、米下院は2日、自宅軟禁されているスー・チーさんの解放と、軍政による市民への攻撃の即時停止を求める決議案を、賛成413票、反対2票で可決した。さらに、中国政府にミャンマー軍政への圧力を求めるとともに、国連安保理に事態収拾への対応を求めた。
同様の決議案は1日、米上院でも通過している。(c)AFP