【9月26日 AFP】ベルナール・クシュネル(Bernard Kouchner)仏外相とイランのマヌチェフル・モッタキ(Manouchehr Mottaki)外相は25日午後、国連総会(UN General Assembly)に出席するために訪問中のニューヨーク(New York)で会談した。両国の外交当局者が伝えた。

 仏外交関係者によると、クシュネル外相は常にイラン側との対話を望んでいたという。

 イランの核開発問題を巡る緊張が高まる中、クシュネル外相は「フランスは最悪の事態に備えなければならない。最悪の事態とは戦争だ」と発言していた。

 ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は24日、クシュネル外相発言と距離を置く立場を示した。同大統領は、外相のイラン訪問は当分ないと否定していたが、国連総会出席時に外相会談を行う可能性を示唆していた。(c)AFP