【9月16日 AFP】イスラム教シーア(Shiite)派の指導者ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師は15日、シーア派政党中心の統一会派「統一イラク同盟(United Iraqi AllianceUIA)」からの離脱を表明した。

 サドル師派の幹部はナジャフ(Najaf)で記者会見を行い、「離脱表明について、他の政党からの肯定的な応答はない」と語り、またすでにUIAを離脱しているファディーラ(Fadhila)党との連携を計画しているという。

 統一イラク同盟はイラク国民議会275議席中115議席を占めており、そのうちサドル派は32議席を有している。(c)AFP