【9月15日 AFP】ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領は14日、2012年の大統領選について自身が出馬する可能性を否定しなかった。ロシア南部のソチ(Sochi)で行われた「バルダイ会議(Valdai Discussion Club)」で、記者の質問に大統領が答えたもの。

 ソチでの会議で大統領と対談したロンドン在住のアナリストOksana Antonenkoは、「大統領は、2012年の大統領選はずいぶん先であり、検討するには時期尚早だとの見解を示すにとどまった」と述べた。

 同国では大統領の(連続する)3選は認められていないため、プーチン大統領は2008年に2期目の任期満了を迎えて退任するが、2012年の大統領選に再出馬することは可能となっている。(c)AFP