安倍首相、APECを前に米豪と安全保障をめぐる初の首脳会談
このニュースをシェア
【9月8日 AFP】アジア太平洋経済協力会議(Asia-Pacific Economic Cooperation、APEC)首脳会議に出席のためシドニー(Sydney)を訪れている安倍晋三(Shinzo Abe)首相は8日、会議に先立ち、米国のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領、オーストラリアのジョン・ハワード(John Howard)首相と、安全保障をめぐる3者会談を行った。
朝食を共にしながら行われた会談で3首脳は、北朝鮮問題や中国の経済成長、政治的影響力拡大などについて話し合ったと見られる。この会談は、米日豪3か国による初の首脳会談となった。
会談後、ハワード首相は、「先頃、発表した中豪間の戦略的対話が、いかなる国に向けられたものではないと同様に、豪米日間の安全保障対話は誰に向けられたものでもない」と語り、今回の3者会談が、中国を孤立させることを狙ったものではないと強調した。
これに先立つ6日、ハワード首相は中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席と会談した。会談終了後、「中国政府と豪政府は、年1回、安全保障についての対話を行う」と述べていた。これは、米日豪の3か国会談に対する中国政府の懸念を緩和するのが目的と見られている。(c)AFP
朝食を共にしながら行われた会談で3首脳は、北朝鮮問題や中国の経済成長、政治的影響力拡大などについて話し合ったと見られる。この会談は、米日豪3か国による初の首脳会談となった。
会談後、ハワード首相は、「先頃、発表した中豪間の戦略的対話が、いかなる国に向けられたものではないと同様に、豪米日間の安全保障対話は誰に向けられたものでもない」と語り、今回の3者会談が、中国を孤立させることを狙ったものではないと強調した。
これに先立つ6日、ハワード首相は中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席と会談した。会談終了後、「中国政府と豪政府は、年1回、安全保障についての対話を行う」と述べていた。これは、米日豪の3か国会談に対する中国政府の懸念を緩和するのが目的と見られている。(c)AFP