【9月5日 AFP】今週末シドニー(Sydney)で開催されるアジア太平洋経済協力会議(Asia-Pacific Economic CooperationAPEC)首脳会議のホスト役を務めるオーストラリアのジョン・ハワード(John Howard)首相は、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領との食事会では豪州名物のエビなどの魚介類は出さない方が良さそうだ。

 4日にシドニー入りしたブッシュ大統領は、同首相と会談後、共同記者会見で「わたしは肉派だ」とコメントし、ハワード首相が笑いながら「承知している」と答える場面があった。大統領は「オージービーフを楽しみにしている」と付け加えた。

 会談では、イラクやアフガニスタン情勢、北朝鮮の核問題、ミャンマーの人権問題などが中心議題となった。ブッシュ大統領は地球温暖化対策について「バッテリー技術が向上し、シドニーの人々はいずれ電池だけで車を40マイル走らせることができるようになる。ゴルフカートのような車でなく、普通の車をだ」と語り、石油依存から脱却するための新技術に期待感を示した。(c)AFP