豪ハワード首相、ユーチューブに動画を投稿 APECを妨害しないよう訴える
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【9月3日 AFP】オーストラリアのジョン・ハワード(John Howard)首相は3日、動画投稿サイトユーチューブ(YouTube)に動画を投稿し、シドニーで開催されるアジア太平洋経済協力会議(Asia-Pacific Economic Cooperation、APEC)首脳会議を妨害しないよう呼びかけるという予想外の行動に出た。
APEC首脳会談を控えたシドニー市内は、厳戒な警備体制により多くの地区がフェンスで囲まれ、住民には不満が募っている。一方、警察は特に米国のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領を対象にした大規模な抗議活動に警戒を強めている。
ハワード首相は動画で、オーストラリアが主宰したこの種のイベントとして過去最大となる今回の会合は、貿易や気候変動などの問題に世界の注目を集めるよい機会だとした上で、残念ながら暴力に訴える抗議者がいるため、厳戒な警備が必要だと語った。
ハワード首相はユーチューブに動画を投稿したことについて、「貧困、治安、気候変動などの問題を本当に心配しているのなら、APECを攻撃するのではなく支持すべきだとうことを、少し立ち止まって考えて欲しいと訴えただけだ」と述べた。(c)AFP
APEC首脳会談を控えたシドニー市内は、厳戒な警備体制により多くの地区がフェンスで囲まれ、住民には不満が募っている。一方、警察は特に米国のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領を対象にした大規模な抗議活動に警戒を強めている。
ハワード首相は動画で、オーストラリアが主宰したこの種のイベントとして過去最大となる今回の会合は、貿易や気候変動などの問題に世界の注目を集めるよい機会だとした上で、残念ながら暴力に訴える抗議者がいるため、厳戒な警備が必要だと語った。
ハワード首相はユーチューブに動画を投稿したことについて、「貧困、治安、気候変動などの問題を本当に心配しているのなら、APECを攻撃するのではなく支持すべきだとうことを、少し立ち止まって考えて欲しいと訴えただけだ」と述べた。(c)AFP