ブリュッセルで、オランダ語圏の住民が「サイクリング」でフラマン地域をアピール
このニュースをシェア
【9月3日 AFP】オランダ語、フランス語、ドイツ語の3つの公用語を持つベルギーで2日、オランダ語を話す住民数千人が自転車で首都ブリュッセル(Brussels)の郊外を駆け抜けるイベント「Gordel」が行われた。そもそもはオランダ語を話すフラマン(Flemish)地域の「特色」をアピールすることが目的だが、言語紛争を背景に、政治色を帯びたイベントとなっている。
今年で27回目を迎えたイベントでは、参加者は3つのサイクリングコース、10のウォーキングコースの中から好きなコースを選ぶ。行程は最低7キロ、最高では100キロを超える。参加者は早い人で午前7時から集まり始めた。
前年は、雨の中、7万人以上が参加した。今回は終日晴天に恵まれることが予想され、一昨年と同程度の10万2000人の参加が見込まれている。
ベルギーでは人口1050万人のうち、オランダ語圏のフラマン地域に約600万人、フランス語圏のワロン地域および首都ブリュッセル地域にそれぞれ350万人、100万人が住んでいる。このほか、東部にはドイツ語話者も少数いる。(c)AFP
今年で27回目を迎えたイベントでは、参加者は3つのサイクリングコース、10のウォーキングコースの中から好きなコースを選ぶ。行程は最低7キロ、最高では100キロを超える。参加者は早い人で午前7時から集まり始めた。
前年は、雨の中、7万人以上が参加した。今回は終日晴天に恵まれることが予想され、一昨年と同程度の10万2000人の参加が見込まれている。
ベルギーでは人口1050万人のうち、オランダ語圏のフラマン地域に約600万人、フランス語圏のワロン地域および首都ブリュッセル地域にそれぞれ350万人、100万人が住んでいる。このほか、東部にはドイツ語話者も少数いる。(c)AFP