中国、今年から国連の軍事費報告制度に参加
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【9月2日 AFP】中国は今年から、国連(United Nations、UN)の軍事費支出報告制度に参加する。国営新華社通信(Xinhua)が2日報じた。
北京の日刊紙「京華時報(Beijing Times)」も、Liu Zhenmin国連副大使が、国連に中国の年内の制度参加意向を伝えたと報じた。
中国政府は、国連の通常兵器の登録制度にも復帰し、武器輸出についての報告も行う。
中国は、台湾に武器が輸出されたことに反発し、1999年に通常兵器の制度参加を停止していた。
現在世界最大規模となった中国の軍事力は、230万人の兵力を持ち、近年の軍事費の急速増加は米国やアジア諸国にとって脅威となっていた。
これまで米国や日本などは、中国に対し軍事費支出報告制度への参加を求めていた。
今年3月に可決された中国の2007年度防衛予算は、前年比で17.8%増加した。
胡錦濤(Hu Jintao)国家主席は8月、将来的に空・海軍を含む人民解放軍(People's Liberation Army)のさらなる拡大を明言している。(c)AFP
北京の日刊紙「京華時報(Beijing Times)」も、Liu Zhenmin国連副大使が、国連に中国の年内の制度参加意向を伝えたと報じた。
中国政府は、国連の通常兵器の登録制度にも復帰し、武器輸出についての報告も行う。
中国は、台湾に武器が輸出されたことに反発し、1999年に通常兵器の制度参加を停止していた。
現在世界最大規模となった中国の軍事力は、230万人の兵力を持ち、近年の軍事費の急速増加は米国やアジア諸国にとって脅威となっていた。
これまで米国や日本などは、中国に対し軍事費支出報告制度への参加を求めていた。
今年3月に可決された中国の2007年度防衛予算は、前年比で17.8%増加した。
胡錦濤(Hu Jintao)国家主席は8月、将来的に空・海軍を含む人民解放軍(People's Liberation Army)のさらなる拡大を明言している。(c)AFP