中国外相、食の安全めぐり日本のメディアは問題を誇張
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【8月2日 AFP】中国の楊潔チ(Yang Jiechi)外相は1日、東南アジア諸国連合(Association of South East Asian Nations、ASEAN)の一連の会議が開催されているのマニラ(Manila)で麻生太郎(Taro Aso)外相と会談し、日本のメディアが中国産食品の安全性をめぐる問題を誇張して報じていると述べた。両国の政府関係者が明らかにした。
ASEANの会合に合わせて開催された日中外相会談の席で、楊外相は「中国政府は食品の輸出に注意を払っている。日本のメディアは問題を誇張している」とした上で、「中国政府は、食の安全の問題をめぐって協力し、中国が差別的に扱われたり誤解されたりすることのないようにしたいと考えている」と語った。
一方、日本側の外交官によると、麻生外相は楊外相の主張に対し「中国政府が安全性の問題に対処するためには、一層の情報開示が必要」と述べ、さらに、中国産食品の安全性の問題をめぐる両国間での協力を求めたという。(c)AFP
ASEANの会合に合わせて開催された日中外相会談の席で、楊外相は「中国政府は食品の輸出に注意を払っている。日本のメディアは問題を誇張している」とした上で、「中国政府は、食の安全の問題をめぐって協力し、中国が差別的に扱われたり誤解されたりすることのないようにしたいと考えている」と語った。
一方、日本側の外交官によると、麻生外相は楊外相の主張に対し「中国政府が安全性の問題に対処するためには、一層の情報開示が必要」と述べ、さらに、中国産食品の安全性の問題をめぐる両国間での協力を求めたという。(c)AFP