盗聴を容易にするための法改正、 ブッシュ大統領が議会に可決要請
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【7月29日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は28日、毎週恒例のラジオ演説の中で、4月に提出した海外情報活動監視法(Foreign Intelligence Surveillance Act、FISA)の改正案を速やかに可決するよう議会に対して求めた。
1978年に制定された同法の改正案は、テロ対策として政府が行う盗聴活動への制限緩和を内容としている。
ブッシュ大統領は、「今日のテロリストは携帯電話やインターネットを連絡手段として利用し、採用活動や攻撃の計画を行っている」と指摘。その上で、「30年前に制定された同法は今日の情報通信技術の発展に対応し切れていない。米国の安全は同法にかかっている」と述べ、8月の休会前に法案を通過させるよう求めた。(c)AFP
1978年に制定された同法の改正案は、テロ対策として政府が行う盗聴活動への制限緩和を内容としている。
ブッシュ大統領は、「今日のテロリストは携帯電話やインターネットを連絡手段として利用し、採用活動や攻撃の計画を行っている」と指摘。その上で、「30年前に制定された同法は今日の情報通信技術の発展に対応し切れていない。米国の安全は同法にかかっている」と述べ、8月の休会前に法案を通過させるよう求めた。(c)AFP