【7月25日 AFP】「米国は最大の脅威あるいは最強の同盟国」で、核問題を抱えるイランは欧米やイスラエルから警戒されている - 24日、世論調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が世界47か国4万5000人を対象に行った国際世論調査で明らかになった。

 年次報告書「グローバル・アティチュード(Global Attitude)」が対象とした47か国中19か国で、「最も信頼できる同盟国は米国だ」と回答した人が多かった。米国を1位にあげた人の割合を国別にみると、最も多かったのはイスラエルの87%で、次いで韓国75%、日本74%だった。英国では過半数をわずかに上回る57%にとどまった。

 一方、米国に対し不信感を抱える人が多かったのは17か国で、最多はバングラデシュの72%、次いで中国66%、ロシア49%となった。

 イラン国民に対しては今回の調査は行われなかったが、9か国で同国を最大の脅威としてあげた人が多く、イスラエルで65%、クウェートで52%、フランスで45%、米国で44%などとなった。(c)AFP