【7月23日 AFP】(一部更新)経済産業省原子力安全・保安院は、新潟県中越沖地震で放射能漏れが発生した東京電力柏崎刈羽原発に、国際原子力機関(IAEA)からの調査団を受け入れることを決めた。保安院の八木雅浩(Masahiro Yagi)国際室長が23日、明らかにした。

 八木室長は、「情報を国際的に共有し、国際社会の不安をやわらげる」ため、「できるだけ早く調査団を受け入れる」と述べた。「IAEAとともに、今回ほどの大地震でも安全を確保する方法を検討する」としている。

 新潟県の泉田裕彦(Hirohiko Izumida)知事が22日、風評被害を避けたいとして、調査団を受け入れるよう政府に文書で要請していた。(c)AFP