【7月3日 AFP】(一部更新)2日から3日間の日程で平壌(Pyongyang)入りしている中国の楊潔チ(ヨウ・ケツチ、Yang Jiechi)外務次官は3日午後、金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記と会談した。中国国営新華社通信(Xinhua)が報じた。

 会談の中で金総書記は、「(2月合意に基づき)核放棄に向けた初期段階措置の実施に向けて関係各国が一層の努力をしなければならない」「朝鮮半島の緊張は緩和されつつある」などと述べた。金総書記がこうした融和的な発言をするのはきわめてまれ。
 
 楊外務次官は同日午前、金永日(キム・ヨンイル、Kim Yong-Il)外務次官と会談し、2月13日の6か国協議合意に基づく核放棄に向けた初期段階措置の実施で意見の一致をみたという。(c)AFP