【6月22日 AFP】北朝鮮を訪問した6か国協議の米首席代表クリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補は22日、北朝鮮高官との会談は前向きなもので6か国協議も近く再開されるとの見通しを示した。中国の国営新華社通信(Xinhua)が報じた。

 同通信によると、訪朝スケジュールを終えたヒル次官補は平壌(Pyongyang)の空港で、朴宜春(パク・ウィチュン、Pak Ui-Chun)外相および北朝鮮の6か国協議代表の金桂冠(キム・ゲグァン、Kim Kye-gwan)外務次官と会談したことを明らかにした。

 また、会談は建設的なものであり、今後の6か国協議の進行についてもあらゆる側面から協議したと述べ、「6か国協議は早期に再開されると考えている」と語った。しかし、具体的な再開日程については触れなかった。

 この後、平壌を飛び立ったヒル次官補はソウル(Seoul)に到着した。韓国の関係者らに訪朝の成果を説明した後、日本を訪問する。(c)AFP