【6月8日 AFP】ドイツ北部ハイリゲンダム(Heiligendamm)で開催中の主要8か国(G8)首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)に参加しているジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は、8日朝に体調不良を訴え、同日のサミット出席が危ぶまれていたが、午前中に十分な休息を取り無事に回復したもよう。

 ホワイトハウス(White House)報道官は記者に対し、「ブッシュ大統領の体調は、万全とは言えないがほぼ回復した。少し前にホテルの自室を出て、スケジュールどおりにサミットに出席する」と語った。

 同日、サミット終了後に予定されているポーランドならびにイタリア訪問についても、予定どおり実施するという。

 ブッシュ大統領はニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領との初の首脳会談中に体調不良を訴え、1時間ほどで会談を切り上げた。ホワイトハウス関係者によれば、ウイルス性の腹痛か、あるいはその他の原因かは不明だという。(c)AFP