【8月3日 AFP】ロンドン五輪は2日、ウィンブルドン(Wimbledon)でテニスの男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-1、7-5で第5シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)を破り、準決勝進出を果たした。

 2008年の北京五輪で銅メダルに終わり、ロンドン五輪では自身初の金メダル獲得を目指しているジョコビッチは、サーブを武器とするツォンガをセンターコートで倒し、目標の射程圏内に入った。

 3回戦でオーストラリアのレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt)に苦戦を強いられながらも、準々決勝では主導権を握り続けたジョコビッチは、準決勝で第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)と対戦する。
 
 初の芝生コート対決となる両者の準決勝は激しい戦いになることが予想されているが、ジョコビッチは1月に行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2012)の準決勝でフルセットの末にマレーから勝利を収めるなど、通算13度の対戦で8勝を挙げており、ジョコビッチ優勢とみられている。(c)AFP