【8月3日 AFP】ロンドン五輪は2日、ウィンブルドン(Wimbledon)でテニスの女子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-0、6-3で第8シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)に勝利し、準決勝に進出した。

 姉のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)とペアを組んでダブルスで2度の金メダル獲得しているセレーナは、元世界ランク1位のボズニアツキ相手に快勝し、現在の世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と対戦する準決勝に駒を進めた。

 3回戦でロシアのベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva)を6-1、6-0のストレートで退けるなど、7月に優勝したウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)を上回るパフォーマンスを見せているセレーナは、ライバルたちにとっては手強い存在となっている。

 今大会でセレーナが金メダルを獲得すれば、女子ではドイツのシュテフィ・グラフ(Steffi Graf)氏に続き史上2人目となる、生涯グランドスラム(四大大会)制覇と五輪シングルス優勝の快挙を達成することになる。(c)AFP