【8月3日 AFP】ロンドン五輪は2日、アクアティクス・センター(Aquatics Centre)で競泳男子200メートル個人メドレー決勝が行われ、米国のマイケル・フェルプス(Michael Phelps)が1分54秒27で金メダルを獲得し、競泳男子の個人種目では史上初の五輪3連覇を達成した。

 400メートル個人メドレー、200メートルバタフライとの3冠は逃したものの、通算16個目の五輪金メダルを獲得したフェルプスは、五輪で獲得したメダルの合計を20個としている。

 第14回世界水泳選手権(14th FINA World Championships)王者で世界記録保持者のライアン・ロクテ(Ryan Lochte、米国)が1分54秒90で銀メダル、ハンガリーのチェー・ラースロ(Laszlo Cseh)が1分56秒22で銅メダルを獲得した。

 ロンドン五輪の個人種目で初の金メダルを獲得したフェルプスは、拳を突き上げて喜ぶことはせず、観客席から声援を送った家族に向けて静かに微笑んだ。

 日本勢は萩野公介(Kosuke Hagino)が1分57秒35で5位、高桑健(Ken Takakuwa)が1分58秒53で6位に終わった。(c)AFP