【8月7日 AFP】ロンドン五輪は6日、女子サッカー準決勝の試合がロンドン(London)のウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われ、日本は2-1でフランスに勝利し、決勝に進出した。

 前半32分に大儀見優季(Yuki Ogimi)が先制点を奪った日本は、後半4分に阪口夢穂(Mizuho Sakaguchi)の追加点で勝利に大きく前進した。

 しかし、フランスも捨て身の反撃に出てウジェニー・ルソメ(Eugenie Le Sommer)が後半31分に1点を返した。さらにフランスは、そのルソメが阪口にペナルティーエリア内で倒されペナルティーキック(PK)を得たが、これを大きなプレッシャーにさらされたエリーゼ・ブサグリア(Elise Bussaglia)が外し、同点に追いつく絶好のチャンスをふいにした。

 日本は終了間際に大儀見がフリーで抜け出してフランスのゴールキーパー(GK)と1対1の場面を作ったが、シュートはポストに当たって外れた。

 史上2カ国目となる五輪とW杯の2冠を目指す日本は、決勝で米国とカナダの勝者と対戦する。(c)AFP