【8月5日 AFP】ロンドン五輪は4日、男子サッカー準々決勝の試合が英マンチェスター(Manchester)のオールド・トラフォード(Old Trafford)で行われ、日本は3-0でエジプトに快勝し、準決勝に進出した。

 永井謙佑(Kensuke Nagai)が先制点を挙げた日本は、前半終了間際にエジプトのモハメド・エル・ナニ(Mohamed El Neny)が退場処分になったことで数的有利になると、後半にはチームの主将を務める吉田麻也(Maya Yoshida)と大津祐樹(Yuki Otsu)が追加点を挙げた。

 前日の女子代表に続き男子代表も準決勝進出したことで、日本サッカーは男女ともにメダルを獲得する可能性が出てきた。

 日本は前半14分にゴール前へのパスに素早く反応した永井が、エジプトのディフェンダーとゴールキーパーが衝突して倒れている間にシュートを無人のゴールに流し込み、先制点を挙げた。

 同41分にはエジプトのサーデルディン・サード(Saadeldin Saad)が齋藤学(Manabu Saito)をペナリティーエリア手前で倒して退場処分となり、日本は数的有利で前半を折り返した。

 後半に入ると日本はGK権田修一(Shuichi Gonda)がモハメド・エル・ナニ(Mohamed El Neny)のシュートをセーブしてエジプトの得点機を阻むと、迎えた同33分に吉田、同38分には大津が立て続けに追加点を挙げ、試合を決定付けた。

 日本はロンドン(London)のウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われる準決勝でメキシコと対戦する。(c)AFP