【7月27日 AFP】ロンドン五輪は26日、男子サッカー1次リーグの試合が各地で行われ、ブラジルが後半に追い上げられながらも初戦で勝利を収めた一方で、開催国の英国はセネガルと引き分けた。

 カーディフ(Cardiff)のミレニアム・スタジアム(Millennium Stadium)でエジプトと対戦したブラジルは、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するラファエウ(Rafael da Silva)のゴールで先制すると、その後もレアンドロ・ダミアン(Leandro Damiao da Silva dos Santos)、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が追加点を挙げ、前半を3-0で折り返した。

 後半に入るとブラジルは、モハメド・アブトレイカ(Mohamed Aboutrika)とモハメド・サラー(Mohamed Salah)にゴールを許し、エジプトに1点差まで詰め寄られたが、最後は逃げ切って大会初戦を3-2で制した。

 一方、マンチェスター(Manchester)のオールド・トラフォード(Old Trafford)でセネガルと対戦した英国は、後半に追いつかれ1-1で引き分けた。

 52年ぶりの五輪出場を果たした英国は、前半20分にクレイグ・ベラミー(Craig Bellamy)のゴールで先制し、幸先の良いスタートを切ったかのように見えたが、後半37分にセネガルのムサ・コナテ(Moussa Konate)に同点ゴールを許し、勝ち点1を分け合った。

 同日行われたその他の試合は、ウルグアイが2-1でアラブ首長国連邦(UAE)を、ベラルーシが1-0でニュージーランドを下し、メキシコと韓国が0-0、スイスとガボンが1-1、ホンジュラスとモロッコが2-2で引き分けている。(c)AFP