【7月26日 AFP】ロンドン五輪は25日、女子サッカー1次リーグの試合が各地で行われ、金メダル候補の米国と開催国の英国が勝利した。

 1996年のアタランタ大会以降では4度目となる金メダルを目指す米国は、4-2でフランスに勝利した。 

 グラスゴー(Glasgow)のハムデン・パーク(Hampden Park)で米国は前半14分までにフランスに0-2とリードを奪われたものの、同19分にアビー・ワンバック(Abby Wambach)が1点を返すと、同32分にアレックス・モーガン(Alex Morgan)が同点ゴールを決めた。

 後半は、フィジカルで勝る米国が一方的な試合展開をみせ、11分にカーリー・ロイド(Carli Lloyd)が勝ち越しゴールを挙げると、21分にモーガンが勝ち点3を確実なものとする4点目を決めた。

 一方、五輪での女子サッカーに初出場を果たした英国はカーディフ(Cardiff)のミレニアム・スタジアム(Millennium Stadium)でニュージーランドに1-0で勝利した。

 また、ブラジルはミレニアム・スタジアムでカメルーンに5-0と快勝した。ブラジルは、後半35分にチームの4点目を決めたクリスチアーネ・ロセイラ・デ・ソウザ・シルバ(Cristiane Rozeira De Souza Silva)は、ドイツのビルギット・プリンツ(Birgit Prinz)を抜き、大会最多得点を更新する五輪通算11点目を挙げている。

 同日行われた試合では、北朝鮮が2-0でコロンビアに、スウェーデンが4-1で南アフリカに勝利している。(c)AFP