女子サッカー米国代表のソロが薬物の陽性反応で警告処分
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【7月10日 AFP】米国反ドーピング機関(United States Anti-Doping Agency、USADA)は9日、女子サッカー米国代表のGKホープ・ソロ(Hope Solo)がドーピング検査で陽性反応を示したため、警告処分を科した。
USADAは同日、ロンドン五輪の同代表に選出され、英スコットランドのグラスゴー(Glasgow)で行われる五輪初戦のフランス戦を25日に控えているソロの違反と罰則を発表した。
6月15日に行われたソロの尿検査のサンプルから、禁止薬物のカンレノン(Canrenone、利尿薬)が検出された。しかしカンレノンは特例として認可されている物質で、スポーツ選手の体内から検出された場合の処分は軽減される。
ソロは声明で、「主治医の処方を受けて服用した薬に利尿剤が含まれていたことを知らなかった。この事実の報告を受け、USADAにすぐさま協力して必要な情報を全て提示した」としている。
何らかの形で禁止処分が下っていた場合、ソロの五輪代表から外れる可能性があった。しかしながら、警告を受け入れたことによりソロの五輪でのプレーが可能となっている。(c)AFP