IOCロゲ会長、「竹島領有」メッセージは政治的表現との見解
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【8月14日 AFP】国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長が13日、ロンドン五輪の男子サッカー3位決定戦終了後に韓国代表の朴鍾佑(Park Jong-Woo)がメッセージを掲げた行為について、見解を示した。
ロンドン(London)で行われた韓国紙、中央日報(JoongAng Ilbo)のインタビューでロゲ会長は、韓国の竹島(Takeshima、韓国名・独島、Dokdo)領有を主張するメッセージを掲げた朴鍾佑の行為は明らかにIOCが禁ずる「政治的表現」であり、規定は守られるべきとした。また、国際サッカー連盟(FIFA)が出す報告書に基づいてIOCの規律委員会が決定を下すと述べた。
一方で大韓サッカー協会(Korea Football Association、KFA)は、電子メールで日本サッカー協会(Japan Football Association、JFA)に対して遺憾の意を示した。日本のメディアは謝罪と報じたものの、KFAはこれを否定している。(c)AFP