【8月6日 AFP】(一部訂正)ロンドン五輪は5日、ノース・グリニッジ・アリーナ(North Greenwich Arena)で体操の個人種目別決勝が行われ、個人総合金メダリストの内村航平(Kohei Uchimura)は、ゆかで15.800点を記録し、銀メダルを獲得した。

北京五輪で同種目で金メダルを獲得した中国の鄒凱(Zou Kai、ツォウ・カイ)が15.933点で連覇を達成し、男子団体総合に続いて今大会2個目、五輪では通算5個目となる金メダルを獲得した。

 鄒凱は北京五輪で3個の金メダルを獲得しており、鉄棒でも連覇を達成する可能性を残している。

 ロシアのデニス・アブリャジン(Denis Ablyazin)は内村と同じ15.800点を記録したが、Eスコア(実施点)で内村が上回っているため銅メダルとなった。

 また、チリ出身選手として体操競技初のメダル獲得が期待されていたエンリケ・トマス・ゴンサレス・セプルベダ(Enrique Tomas Gonzalez Sepulveda)は15.366点でメダルに届かず4位に終わり、米国のジェイコブ・ダルトン(Jacob Dalton)は5位だった。(c)AFP