【8月3日 AFP】ロンドン五輪は2日、ノース・グリニッジ・アリーナ(North Greenwich Arena)で体操の女子個人総合決勝が行われ、米国のガブリエル・ダグラス(Gabrielle Douglas)が合計62.232点で金メダルを獲得し、米国勢としては五輪の同種目3連覇を達成した。

 ロシアのビクトリア・コモワ(Viktoria Komova)が合計61.973点で銀メダル、同じくロシアのアリヤ・ムスタフィナ(Aliya Mustafina)が合計59.566点で銅メダルを獲得した。

 ムスタフィナは米国のアレクサンドラ・レイズマン(Alexandra Raisman)と同点で並んだものの、タイブレークの結果、ムスタフィナが銅メダルに輝いた。

 団体戦で米国に負けているコモワは、個人総合でリベンジを狙っていたものの、ダグラスはほぼ完璧なパフォーマンスを披露し、2004年アテネ五輪のカーリー・パターソン(Carly Patterson)、2008年北京五輪のナスティア・リューキン(Nastia Liukin)に続き、米国に同種目では3大会連続となる金メダルをもたらした。

 団体と個人の2冠を達成したダグラスは、種目別の段違い平行棒と平均台でも決勝に残っている。

 日本勢は寺本明日香(Asuka Teramoto)が57.322点で11位、田中理恵(Rie Tanaka)が55.632点で16位となった。(c)AFP