【8月3日 AFP】ロンドン五輪は2日、バスケットボール・アリーナ(Basketball Arena)で男子バスケットボールの1次リーグA組の試合が行われ、米国は156-73でナイジェリアに圧勝した。

 B組でスペインとロシアが1次リーグ突破を決め、A組ではフランスとアルゼンチンが準々決勝進出に一歩前進したが、NBAスターを揃えた米国は記録づくめの勝利を収め、この日の話題をすべてさらっていった。

 ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)でプレーするカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が3ポイントシュートを12本中10本成功させるなど試合最多の37得点を挙げる活躍を見せた米国は、1988年のソウル五輪でブラジルがエジプト戦で記録した五輪の1試合最多得点記録138得点を更新した。

 また、米国はラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)が21得点、コービー・ブライアント(Kobe Bryant)が16得点を記録し、チーム全体としても3ポイントシュートを46本中29本成功させている。

 同日行われたその他の試合では、現在の欧州王者スペインが79-78で英国を破って無傷の3連勝を飾り、ロシアは75-74でブラジルとの接戦を制した。(c)AFP/Jim Slater