【8月2日 AFP】ロンドン五輪のバドミントン競技で「無気力試合」を理由に失格処分となった8人のうちの1人、中国の于洋(Yu Yang)選手(26)が1日夜、引退する意向を表明した。

 于選手は中国版ツイッター「新浪微博(Sina Weibo)」上で、「もうこれで試合に出るのはおしまい。さよなら、世界バドミントン連盟(Badminton World Federation)。さよなら、私の愛するバドミントン」「私たちの夢は打ち砕かれた。こんなことは許されない」と記した。

 この問題は新浪微博のユーザーの間でも大きな話題になっており、多くのファンは中国チームにとって屈辱だと話している。あるユーザーは「こんなずるいことをしてまで金メダルや銀メダルが欲しいとは思わない。中国のバドミントンチームは今回のことで本当に面目を失った」と書き込んだ。(c)AFP