【9月2日 AFP】ロンドン・パラリンピックは1日、オリンピックスタジアム(Olympic Stadium)で陸上男子200メートル(T44クラス)予選が行われ、両足義足の「ブレードランナー」として知られる南アフリカのオスカー・ピストリウス(Oscar Pistorius)が21秒30の世界新記録で決勝進出を果たした。

 パラリンピックで通算4個の金メダルを獲得し、ロンドン五輪では両足義足の選手としては初めてとなる五輪出場を果たしているピストリウスは、連覇へ向けて順調な滑り出しを見せた。

 予選後にテレビ局の取材に応じたピストリウスは、「いいレースができた。ここに来ることができて嬉しいし、タイムにも満足している。決勝は大事なレースになるけど今から楽しみだよ。とにかく、こんなに素晴らしいスタジアムで先頭を走れるなんて、夢のような気分だ」とコメントした。(c)AFP