【8月23日 AFP】フランシスコ(Francis)法王に手紙を書いたイタリアに住む10代の青年が、法王本人から電話をもらい、しばしの会話を交わすという出来事があった。

 地元紙イル・ガゼッティーノ(Il Gazzettino)が22日に伝えたところによれば、この青年はイタリア北東部のパドバ(Padua)に住む学生、ステファノ・カビッツァ(Stefano Cabizza)君(19)で、まさか法王から返事の電話をもらうとは思いもよらなかったという。

「もしもし、法王です」と名乗った法王とカビッツァ君は、8分ほど談笑。最後にカビッツァ君は法王から祝福を受けた。

 法王は、側近や交換手を通して電話するというしきたりを破り、頻繁に直接電話をかけている。最近では、交通事故で体がまひし、さらに最近兄弟を失ったイタリア人男性に電話をかけている。(c)AFP