メッカ巡礼のナイジェリア女性1000人、「男性同伴なし」理由にサウジで入国拒否
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【9月28日 AFP】ナイジェリアから聖地メッカ(Mecca)への大巡礼「ハッジ(Hajj)」に向かった女性1000人余りが、男性の同伴者がいないとの理由で、サウジアラビア西部ジッダ(Jeddah)の空港で入国を拒否された。ナイジェリア当局が26日、明らかにした。
ナイジェリア・ハッジ管轄当局がまとめた情報によると、ナイジェリア人女性らは23日ごろからジッダに到着し始めたが、「マハラム」と呼ばれる法的に認められた男性同伴者がいないことを理由に空港に足止めされているという。
うち、171人が26日にナイジェリアに帰国したが、ナイジェリア・ハッジ管轄当局はAFPの取材に対し、女性らは強制送還されたわけではなく、サウジ当局の措置を耐えがたく思い始めたため同当局の判断で帰国させたと説明した。現在も約1000人がジッダ空港で足止め状態で、ナイジェリアとサウジ当局が現在、問題の解決法を協議しているという。
一方、同じサウジアラビアのメディナ(Medina)空港に到着したナイジェリア人女性たちは、入国拒否はされていないという。(c)AFP
ナイジェリア・ハッジ管轄当局がまとめた情報によると、ナイジェリア人女性らは23日ごろからジッダに到着し始めたが、「マハラム」と呼ばれる法的に認められた男性同伴者がいないことを理由に空港に足止めされているという。
うち、171人が26日にナイジェリアに帰国したが、ナイジェリア・ハッジ管轄当局はAFPの取材に対し、女性らは強制送還されたわけではなく、サウジ当局の措置を耐えがたく思い始めたため同当局の判断で帰国させたと説明した。現在も約1000人がジッダ空港で足止め状態で、ナイジェリアとサウジ当局が現在、問題の解決法を協議しているという。
一方、同じサウジアラビアのメディナ(Medina)空港に到着したナイジェリア人女性たちは、入国拒否はされていないという。(c)AFP