世界最長のコーラン写本に挑戦中、全長6000メートルにも イラク
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【5月7日 AFP】イラクのフセイン・カルサン(Hussein al-Kharsan)さん(25)は、世界で最も長いイスラム教の聖典コーランの写本に挑戦している。1枚1500メートルの紙4枚にアラビア書道で書かれたコーランは、全長5500メートル~6000メートルになる見込みで、ギネス世界記録(Guinness World Record)による認定を目指している。
この写本、当初はナジャフ(Najaf)が今年イスラム文化首都(Islamic Capital of Culture)に指定される際に披露される予定だったが、同都市における汚職疑惑や一連の計画の遅れにより文化首都指定そのものが延期となってしまった。だが、カルサンさんは写本プロジェクトを中止せずに続けている。
ギネス世界記録には現在まで、コーランの長さについての認定記録はない。これまでで最大のコーランは、前年11月にロシアで披露された高さ2メートル、幅1メートル52センチのもの。一方、最小のコーランは1982年にエジプトのカイロ(Cairo)で印刷されたもので、サイズは縦1.7センチ、横1.3センチと小さいが中身は571ページある。(c)AFP/Mohamad Ali Harissi
この写本、当初はナジャフ(Najaf)が今年イスラム文化首都(Islamic Capital of Culture)に指定される際に披露される予定だったが、同都市における汚職疑惑や一連の計画の遅れにより文化首都指定そのものが延期となってしまった。だが、カルサンさんは写本プロジェクトを中止せずに続けている。
ギネス世界記録には現在まで、コーランの長さについての認定記録はない。これまでで最大のコーランは、前年11月にロシアで披露された高さ2メートル、幅1メートル52センチのもの。一方、最小のコーランは1982年にエジプトのカイロ(Cairo)で印刷されたもので、サイズは縦1.7センチ、横1.3センチと小さいが中身は571ページある。(c)AFP/Mohamad Ali Harissi