【2月11日 AFP】北米アイスホッケーリーグ(NHL)の今シーズン、成績が散々のモントリオール・カナディアンズ(Montreal Canadiens)を救えるのはもはや奇跡しかないと、カナダのローマ・カトリック教会が9日、信者たちに「勝利を祈る」よう呼び掛けた。

 カナディアンズは現在、イースタン・カンファレンスに所属する15チームのうち下から2番目。プレーオフ進出圏内に入るためには8位まで這い上がらなければならない。

 この目標を「ザ・ハブス(The Habs)」(カナディアンズの愛称)が達成する力になれればと、ローマ・カトリック教会のモントリオール大司教区はファンたちに、チームのために「祈る」よう呼び掛ける広告を地元紙に掲載した。順位表を模したシンプルな広告で、カナディアンズだけを除くイースタン・カンファレンスのチーム名が並び、8位のところに線が引かれ、一言「祈りましょう」と書いてある。

 大司教区は広告について発表した声明の中で、教会が「皆さんの身近な存在であることを、ユーモアを交えて伝えられれば」と述べ、さらに「そこのあなた。あなたはまだ希望を持っているかな?」と問いかけている。(c)AFP

【参考】広告の画像が掲載されたナショナル・ポスト紙の記事