【1月28日 AFP】フィリピンのマニラ(Manila)で27日、ローマカトリック教会(Roman Catholic Church)の司祭数千人が一堂に会し、互いにざんげし合う機会が設けられた。カトリック司教協議会(Catholic Bishops Conference)がウェブサイトで明らかにした。

 同協議会によると、このイベントは、司祭の年次総会が開かれているマニラ市内のコンベンションセンターで同日午後、司祭約5500人が参加して非公開で行われるという。

 広報を担当するPedro Quitorio司祭は、司祭が告白部屋の前に列をなしている様子は珍しいものかもしれないが、司祭たちも人間であり、罪が無いわけではないと語った。

 同司祭によると、ざんげは1対1で行われ、「普段と同じ手順で、ゆるしの秘跡や赦免もある」。誰にざんげするかは本人の自由だという。(c)AFP