飲酒モデルのむち打ち刑、宗教裁判所が執行を決定 マレーシア
このニュースをシェア
【9月28日 AFP】マレーシアの国営ベルナマ(Bernama)通信は、ビールを飲んだために飲酒を禁じるイスラム法に基づいたむち打ち刑を言い渡された後、刑の見直しが行われていた女性モデルのカルティカ・サリ・デウィ・スカルノ(Kartika Sari Dewi Shukarno)さん(32)について、同国の宗教裁判所が刑の執行を命じたと報じた。
カルティカさんは、ホテルのナイトクラブでビールを飲んだために7月に宗教裁判所から有罪を言い渡され、むち打ち6回の刑に処されるはずだった。だが、8月下旬、刑の執行直前に突然釈放され、刑執行は延期となっていた。マレーシア政府は、刑が「厳しすぎ」、同国の評判を傷つけかねないとの立場を示していた。
ベルナマ通信によると、刑の見直しを行っていた同国東部クアンタン(Kuantan)にあるイスラム裁判所の委員会は、原判決を支持することを決めたという。イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」終了まで延期されていたむち打ち刑の執行日時は、まだ決定していないという。(c)AFP
カルティカさんは、ホテルのナイトクラブでビールを飲んだために7月に宗教裁判所から有罪を言い渡され、むち打ち6回の刑に処されるはずだった。だが、8月下旬、刑の執行直前に突然釈放され、刑執行は延期となっていた。マレーシア政府は、刑が「厳しすぎ」、同国の評判を傷つけかねないとの立場を示していた。
ベルナマ通信によると、刑の見直しを行っていた同国東部クアンタン(Kuantan)にあるイスラム裁判所の委員会は、原判決を支持することを決めたという。イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」終了まで延期されていたむち打ち刑の執行日時は、まだ決定していないという。(c)AFP