【5月5日 AFP】ユダヤ教ラビ(指導者)らは、イスラエルの男性が外国人女性の魅力に簡単に屈服してしまうことを懸念し、イスラエル当局に対し、同国に入国する女性外国人労働者の数を削減するよう要請した。メディアが4日、伝えた。

 日刊紙マーリブ(Maariv)によると、この要請に先立ち、夫がフィリピン人女性従業員と関係を持ったとして、女性がテルアビブ(Tel Aviv)にある宗教裁判所に提訴していた。

 宗教裁判所判事のラビ、Nahum Gortald氏は、「当局は、イスラエルの娘たちの名誉を保護するための規制を実施すべきである」との意見を述べた。「男性が、長い時間が刻み込まれた美ぼうの妻を去って、若い外国人従業員のもとへ行くことは信じられないことだ」

 イスラエルでは、婚姻に関する民法は存在せず、また、宗教が異なる者同士が結婚する場合は国外へ出る必要がある。(c)AFP