ダライ・ラマ、ブッシュ米大統領の政策は「大失敗」だが一個人としては「好き」
このニュースをシェア
【12月2日 AFP】チベット(Tibet)仏教最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世は1日、私的に訪問したチェコ・プラハ(Prague)で開いた記者会見で、2009年1月に任期の切れるジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領について、いくつかの政策は「大失敗」だったが、一個人としては好きだと語った。
ダライラマは、「正直言って、彼(ブッシュ大統領)の政策のいくつかは大失敗だったが、一個人としては彼が好きだ。オープンな性格だし、裏表がない」とし、「初めて会談した時から、非常に親しくつきあえた」と語った。
また、ダライラマは記者会見で、国際社会に対し、中国を相手にする際は断固とした態度や批判精神を示すよう求め、親しい友人ならば批判にも立ち向かうことができるはずだと語った。
ブッシュ大統領は2007年10月、ダライラマをホワイトハウス(White House)に招き、中国政府はこれに強く反発した。中国は今年9月にも、ブッシュ大統領がダライラマに見舞い電話をかけたことに対し、中国への内政干渉だとして批判していた。(c)AFP
ダライラマは、「正直言って、彼(ブッシュ大統領)の政策のいくつかは大失敗だったが、一個人としては彼が好きだ。オープンな性格だし、裏表がない」とし、「初めて会談した時から、非常に親しくつきあえた」と語った。
また、ダライラマは記者会見で、国際社会に対し、中国を相手にする際は断固とした態度や批判精神を示すよう求め、親しい友人ならば批判にも立ち向かうことができるはずだと語った。
ブッシュ大統領は2007年10月、ダライラマをホワイトハウス(White House)に招き、中国政府はこれに強く反発した。中国は今年9月にも、ブッシュ大統領がダライラマに見舞い電話をかけたことに対し、中国への内政干渉だとして批判していた。(c)AFP