【11月10日 AFP】エルサレム(Jerusalem)旧市街の聖墳墓教会(Holy Sepulcher)で9日、ギリシャ正教とアルメニア正教の聖職者同士が殴り合う乱闘騒ぎがあった。

 乱闘が起きたのは、アルメニア正教徒が、キリストがはりつけにされたとされる聖十字架(Holy Cross)に祈りをささげる儀式を行なっていた時で、聖職者たちはこぶしや燭台などで殴り合い、警官が呼ばれる事態となった。

 聖墳墓教会は、キリストが埋葬され、その後復活したとされる場所に建立されている教会で、ギリシャ正教、アルメニア正教、ローマ・カトリック教会などキリスト教の複数の宗派が共同管理している。(c)AFP