英国国教会、女性主教を容認へ
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【7月8日 AFP】英国国教会は7日、ヨーク(York)で行った総会で賛成多数で女性主教を認める決定を下した。英タイムズ(The Times)紙が報じた。
8時間におよぶ激論の末に行われた投票は、主教間で賛成28票、反対12票、牧師間で同124 対44、一般信者代表間では111対68で賛成が多数を占めた。
女性主教や同性愛聖職者を容認する近年の国教会の動きをめぐっては、保守派グループらが「聖書の解釈に反する」として強硬に反対してきた。今回の女性主教容認の投票に際しても聖職者1333人が、引き続き男性が指導する教区のネットワークを設立するための配慮がなされなければ英国国教会から離脱する用意があるとしており、英国国教会は分裂の危機にひんしている。
英国国教会などから構成されるアングリカン・コミュニオン(Anglican Communion)には全世界に約7700万人の信者がいる。(c)AFP/Katherine Haddon
8時間におよぶ激論の末に行われた投票は、主教間で賛成28票、反対12票、牧師間で同124 対44、一般信者代表間では111対68で賛成が多数を占めた。
女性主教や同性愛聖職者を容認する近年の国教会の動きをめぐっては、保守派グループらが「聖書の解釈に反する」として強硬に反対してきた。今回の女性主教容認の投票に際しても聖職者1333人が、引き続き男性が指導する教区のネットワークを設立するための配慮がなされなければ英国国教会から離脱する用意があるとしており、英国国教会は分裂の危機にひんしている。
英国国教会などから構成されるアングリカン・コミュニオン(Anglican Communion)には全世界に約7700万人の信者がいる。(c)AFP/Katherine Haddon