洞穴たてこもりの露カルト教団、教祖が丸太で自殺未遂
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【4月3日 AFP】ロシアで「最後の審判」を信じるカルト教団がペンザ(Penza)州の洞穴に5か月前から立てこもっていた事件で、洞穴にいる最後の11人が出てくる見通しが強まる中、教団の指導者が自殺を図った。国内メディアが3日、報じた。
指導者の自殺未遂について、露NTVテレビのインタビューに応じたペンザ州副知事は「丸太で頭を殴打したことによる自殺未遂だ。頭部にけがをし、今は病院にいる」と答えた。
立てこもっているのは、正教会を信仰するメンバー35人のカルト教団のうち11人。雨により洞穴が崩壊する可能性があり、当局やこの指導者が出てくるよう説得を続けていた。洞穴の一部は雪解けによりすでに崩壊しており、2日の救助ではさらなる崩壊を防ぐため、救助隊が手を使って入口の泥を取り除いた。
前週立てこもりをあきらめたメンバー24人は、村の自宅で「最後の審判」を待ち続けているという。このカルト教団は商品などについているバーコードを「悪魔の印」だと信じているため箱入りの牛乳を買うことができず、地元当局から信者らに雌牛1頭が与えられたという。(c)AFP/Kevin O'Flynn
指導者の自殺未遂について、露NTVテレビのインタビューに応じたペンザ州副知事は「丸太で頭を殴打したことによる自殺未遂だ。頭部にけがをし、今は病院にいる」と答えた。
立てこもっているのは、正教会を信仰するメンバー35人のカルト教団のうち11人。雨により洞穴が崩壊する可能性があり、当局やこの指導者が出てくるよう説得を続けていた。洞穴の一部は雪解けによりすでに崩壊しており、2日の救助ではさらなる崩壊を防ぐため、救助隊が手を使って入口の泥を取り除いた。
前週立てこもりをあきらめたメンバー24人は、村の自宅で「最後の審判」を待ち続けているという。このカルト教団は商品などについているバーコードを「悪魔の印」だと信じているため箱入りの牛乳を買うことができず、地元当局から信者らに雌牛1頭が与えられたという。(c)AFP/Kevin O'Flynn