【サンパウロ/ブラジル 10日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)は9日、法王に選出されて以来、初めてとなる南米訪問のためサンパウロ(Sao Paulo)入りした。5日間の滞在予定。11億人からなる世界の全カトリック教徒の約半数は南米地域に分布しているが、過去10年でブラジル国内のカトリック教徒が占める割合は減少している。最近の調査によると、10年前には74%を誇っていてたカトリック教徒も、現在では64%に落ち込んでいるという。写真はサンパウロの空港で同日、ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)大統領とマリサ・レティシア(Marisa Leticia)大統領夫人の歓迎を受けるローマ法王。(c)AFP/ANTONIO SCORZA