エジプトの農民、ロバに副首相の名前付け逮捕
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【9月23日 AFP】エジプトで自分のロバに同国副首相の名前を付け、軍の帽子をかぶせたことが侮辱に当たるとして農民が逮捕された。国営メディアの中東通信(MENA)が21日、伝えた。
中東通信によると、20日夜にケナ(Qena)で逮捕されたオマル容疑者(31)は、アブデルファタフ・サイード・シシ(Abdel Fattah Said al-Sisi)第1副首相兼国防相の名前を付けたロバに乗って地元の村を通行していた。これが軍を直接的に侮辱していると見なされた。
7月にムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領を解任へと追い込んだ軍の最高司令官でもあるシシ第1副首相兼国防相は、エジプトで広く支持を集めている。同副首相の肖像画は、店舗のウインドーや建物の壁などあらゆる場所で目にすることができる。
モルシ前大統領の解任以降、軍への抵抗を継続しているイスラム主義者に対し、エジプト当局は大規模な取り締まりを行っている。(c)AFP
中東通信によると、20日夜にケナ(Qena)で逮捕されたオマル容疑者(31)は、アブデルファタフ・サイード・シシ(Abdel Fattah Said al-Sisi)第1副首相兼国防相の名前を付けたロバに乗って地元の村を通行していた。これが軍を直接的に侮辱していると見なされた。
7月にムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領を解任へと追い込んだ軍の最高司令官でもあるシシ第1副首相兼国防相は、エジプトで広く支持を集めている。同副首相の肖像画は、店舗のウインドーや建物の壁などあらゆる場所で目にすることができる。
モルシ前大統領の解任以降、軍への抵抗を継続しているイスラム主義者に対し、エジプト当局は大規模な取り締まりを行っている。(c)AFP