人権求めて6万人がデモ、クーデターから40年のチリ
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【9月9日 AFP】チリの首都サンティアゴ(Santiago)市内で8日、アウグスト・ピノチェト(Augusto Pinochet)司令官が率いた軍事評議会によるクーデターから11日でちょうど40年になるのに合わせ、約6万人が人権を求めてデモ行進した。
デモ参加者らは、クーデター後の軍事政権下で死亡したり誘拐されたりした親族の写真を掲げて、市内を行進。主催団体の代表は「40年たったが、私たちはいまだに真実と正義を求めている。連行され、行方不明となった愛する人々がどうなったのかが分かるまで、私たちは休むことはない」と語った。
2時間にわたったデモ行進の後には、フードをかぶった参加者の一団がバリケードを設置し、警察機動隊と衝突。一部の警官はデモ隊から投石を受けたり、棒で殴られたりした。機動隊は催涙ガスや高圧放水砲などを使って鎮圧に当たった。(c)AFP
デモ参加者らは、クーデター後の軍事政権下で死亡したり誘拐されたりした親族の写真を掲げて、市内を行進。主催団体の代表は「40年たったが、私たちはいまだに真実と正義を求めている。連行され、行方不明となった愛する人々がどうなったのかが分かるまで、私たちは休むことはない」と語った。
2時間にわたったデモ行進の後には、フードをかぶった参加者の一団がバリケードを設置し、警察機動隊と衝突。一部の警官はデモ隊から投石を受けたり、棒で殴られたりした。機動隊は催涙ガスや高圧放水砲などを使って鎮圧に当たった。(c)AFP