【8月18日 AFP】英警察当局は17日、先日新たに入手したダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)の死に関する情報について調査中であることを明らかにした。

 新情報には元妃が英軍関係者に殺されたとの説が含まれているとされ、ロンドン警視庁は信ぴょう性を確認中だと述べた。

 元妃は1997年8月31日未明、交際相手のドディ・アルファイド(Dodi Fayed)氏や、元妃の運転手アンリ・ポール(Henri Paul)氏ともに、パリ(Paris)市内の地下道で起きた自動車事故で死亡した。

 英PA通信(Press Association)が英軍関係者の発言を引用して伝えたところによると、新情報は元軍人とかつて義理の両親の関係にあった夫婦が、元軍人の過去の発言内容を根拠として提供したという。

 ロンドン警視庁は、元妃とアルファイド氏の死をめぐる陰謀論に基づいた再捜査ではないと強調している。英テレビ局スカイニューズ(Sky News)は、新情報に元妃の日記や英陸軍特殊空挺部隊(Special Air Service)に言及した部分があると伝えた。(c)AFP