【7月23日 AFP】英国で22日に誕生した新王子は、6月21日生まれの父ウィリアム王子(Prince William)や、7月1日生まれの祖母、故ダイアナ妃(Princess Diana)と同じ、かに座生まれとなった。占星術師によると、かに座生まれは強いリーダーとなることを暗示しているという。

 しかし新王子は、太陽がしし座の位置に入るわずか30分前に生まれたため、ほとんどしし座に近いかに座ということになる。

 かに座の支配星は月とされ、占星術師の間では、もっぱら防御的で感情的、自分の殻にすぐ閉じこもると言われている。

 だが、占星術師のパトリック・アランデル(Patrick Arundell)氏は、この星座はロイヤルベビーに「堂々たる力」や「特別なオーラ」を与え得ると説明する。同氏によれば、堂々とした力を備えていることを示す最も際立った特徴は、占星術の中で指導者の印である「活動宮」のうちの一つ、かに座に太陽が位置していることだ。またオーラは、金星と太陽の間の磁石のように引きつけ合う関係に由来するという。

「しし座の人々にはスター性があるが、かに座の人々は特別な力強さを持っている。この二つの星座の人々は、自分が持つ力について声を大にする必要はない。かに座のような『活動宮』の人々は自分からわめきたてなくても、周囲の人々が存在に気付くものだ。かに座は家族や自分の義務、国家といったものの重要性をはっきりと理解している一方で、周囲とうまくやっていくというよりは頑固一徹なタイプであり、感覚的、感情的、情感的な星座でもある」とアランデル氏は語った。(c)AFP