【7月16日 Relaxnews】好奇心旺盛な知識人や探究心の強い人、オタクを自認する人たちは来年、新たに始まるクルーズ旅行に興味を持ちそうだ。米テレビ界で最も視聴率の高い科学番組のプロデューサーや出演者と一緒に、米マイアミ(Miami)からペルーまでを航海するクルーズが1月から運航開始する。

 このクルーズは、米公共テレビPBSが放送する、米国で最も人気が高く受賞歴もある科学ドキュメンタリー番組「ノバ(NOVA)」の関係者と共にマイアミを出発。パナマ運河(Panama Canal)を通り、カリブ海にあるオランダ領のキュラソー(Curacao)島やアルバ(Aruba)島、コロンビア、エクアドルなどの港に立ち寄りながら、ペルーのリマ(Lima)を目指す。

 14泊のクルーズ旅行の間、乗客はNOVAのプロデューサーと会ったり、政治や時事問題、文化など各専門家との示唆に富んだパネルディスカッションに参加できる他、出演者たちと直接話をする機会やカクテル・レセプション、プライベート・ディナーなども用意されている。

 クルーズ会社はリージェント・セブンシーズ・クルーズ(Regent Seven Seas Cruises)で、出航は2014年1月。文化・教育体験旅行を専門とするアートフル・トラベラーズ(Artful Travelers)が企画した。

 クルーズ旅行のニッチ市場は成長を続けており、スター・トレック(Star Trek)から昼メロや音楽まで、あらゆるタイプのファンや愛好家のニーズに応えるテーマで船旅を提供している。(c)Relaxnews/AFPBB News