カナダで熱波、チューリップ祭りが危機に
このニュースをシェア
【5月8日 AFP】カナダの首都オタワ(Ottawa)で毎年開催されている世界最大規模の「チューリップフェスティバル(Canadian Tulip Festival)」が、熱波に脅かされている。100万本以上の色とりどりのチューリップが、暑さでしおれ始めているのだ。
カナダでは各地で記録的な暑さが続いており、気象局によると、最高気温の記録が100回以上にわたって更新された。オタワでも最高記録に近い摂氏27度を記録している。
チューリップ・フェスティバルの起源は1953年までさかのぼる。第二次世界大戦(World War II)中、カナダ政府は、ナチス・ドイツ(Nazi)の占領から逃れたオランダのユリアナ王女(Princess Juliana)と娘たちの亡命を受け入れた。これに対する感謝を示すものとして、オランダ王室がカナダに10万個の球根を贈ったことから始まった。
それから60年、フェスティバルはオタワの一大観光イベントに成長。コンサートや著名人のトークショーなども催され、毎年約50万人が訪れている。(c)AFP
カナダでは各地で記録的な暑さが続いており、気象局によると、最高気温の記録が100回以上にわたって更新された。オタワでも最高記録に近い摂氏27度を記録している。
チューリップ・フェスティバルの起源は1953年までさかのぼる。第二次世界大戦(World War II)中、カナダ政府は、ナチス・ドイツ(Nazi)の占領から逃れたオランダのユリアナ王女(Princess Juliana)と娘たちの亡命を受け入れた。これに対する感謝を示すものとして、オランダ王室がカナダに10万個の球根を贈ったことから始まった。
それから60年、フェスティバルはオタワの一大観光イベントに成長。コンサートや著名人のトークショーなども催され、毎年約50万人が訪れている。(c)AFP