【4月15日 AFP】ネパールのテレビ番組で、62時間12分にわたってトーク番組の生放送を続けた司会者が、ギネス世界記録(Guiness World Records)に認定された。テレビ局が14日、AFPに明らかにした。

 米国を拠点に活躍するネパール人の司会者、Rabi Lamichhaneさん(36)はカトマンズ(Kathmandu)で、13日夜まで62時間12分にわたり、『ブッダはネパールで生まれた』と題するトーク番組に出演。元反政府活動家でネパール共産党毛沢東主義派(毛派)のプスパ・カマル・ダハル(Pushpa Kamal Dahal)議長や、駐ネパール・インド大使、芸能人、一般市民など100人に上るゲストとトークを繰り広げた。

 テレビ局によるとLamichhaneさんは、ギネス世界記録のルールにのっとって1時間ごとに5分の休憩を取りつつ、インタビューの合間に食事をしたり、エナジードリンクを飲んだりして番組の司会を続けたという。

 これまでの最長記録は、ウクライナ独立20周年を記念して放映された番組で、司会を務めたPavlo KuzheyevさんとTetiana Danylenkoによる52時間だった。(c)AFP